改善して取り組んでいくFX

FXはいきなり専業でやるのは危険すぎます。
まずは兼業トレーダーとして始めるのが賢明です。副業として少しずつ仕事に影響しない範囲でやるのが長続きするコツです。

兼業トレーダーは、昼間に仕事をして疲れていますので、スキャルピングなどをすると、ますます疲れて翌日の仕事に支障をきたします。
それに昔ほどレートは激しく動きませんので、値幅を取るのは難しくなっています。ですから、ゆったりとしたトレードをおすすめします。

それには、週足・日足で方向性をつかんで原油チャートで世界経済の動向をつかみ、4時間足でエントリータイミングを狙うスタイルが最もおすすめです。
細かく数pipsの利益を重ねるよりも、大きな値幅を1回取る方が収支は良くなりがちです。ツールはボリンジャーバンドがわかりやすいです。

通貨ペアは、ドル円とユーロドルが流通量と情報が多いですし、人気があって比較的レートが理屈通りに動きます。
手法が自分に合う合わないを感じとる事も重要です。我慢しながらつらい手法を続けるのはストレスになるだけの場合が多いからです。

近年ではFXの動画やリアルタイムでトレードをしているyoutuberがいたり、チャットで質問が出来たりして恵まれた環境になっています。
しかし、兼業トレーダーには、そのような情報の入手をする時間もありませんし、詐欺のような口コミなのか、信じていい情報かどうかの判断が難しいですので、あまりおすすめしません。自分なりの投資手法を作り、日々改善していくのが地道ながら成功への近道になると言えます。

アイデアを出して、安全に活かせるように計画を建て、バックテスト、フォワードテストで確認して実践し、反省し、また戦略を練り直すのが基本です。
なるべき経済的被害に合わないように守ることを意識したいものです。

季節要因やアノマリーを意識するのも大切です。8月や9月にニューヨークダウが下落する傾向が強いと知っているのでしたら、それに影響を受けやすいクロス円などの暴落には警戒する必要があります。

好調の時は、ついついポジションを多く持ちがちですが、投資効率的にはよくありません。1回の負けで数回分の勝ちを台無しにする事になるからです。勝率が5割でも、その方法ではマイナス収支になってしまいます。

土日の相場が動いていない時に、冷静になって自分のトレードを見直す事は大切です。1pipsでも改善が出来れば、将来の数百回分で大きな収支の改善につながるからです。

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